日本セトロジー研究会 第34回(黒潮町)大会終了報告

日本セトロジー研究会 第34回(黒潮町)大会は、無事に終了致しました。                      (会期:2024.6.22・6.23)

〜ホエールテールポーズで集合写真〜

日本セトロジー研究会第34回大会は、高知県黒潮町・土佐西南大規模公園ふるさと総合センターを会場に開催されました。会期中は会員:75名、非会員:45名の計120名の参加があり、本当に盛況のうちに終了することができました。本大会におきましては、特別講演をお引き受け頂いた、東京大学 総長特使・道田 豊 様、横倉山自然の森博物館・谷地森 秀二 様に深く御礼申し上げます。さらに町を挙げて本大会を受け入れて頂きました、黒潮町・松本 敏郎 町長を始め多くの関係者の皆さま、本大会の実行委員会をお引き受け頂いた、実行委員長・大迫 綾美 様を始め、NPO砂浜美術館および大方ホエールウォッチングのスタッフ・職員の皆さま、実行委員の皆さまには厚く御礼申し上げます。

本大会はメディアにも取り上げて頂きました。

  • 読売新聞オンライン「謎多きクジラの生態解明へ、高知のNPO法人が「うんこプロジェクト」に協力…排せつ物を国立科学博に提供」リンク
  • 読売新聞オンライン『館長は「カツオクジラ」』リンク

日本セトロジー研究会大会では、若手研究者(学部生・院生・研究生)の支援・育成を目的に、審査の上、口頭発表賞およびポスター発表賞を授与しています。本大会の受賞者は以下の2名でした:

☆最優秀口頭発表賞☆

O-6 「ハクジラ類の眼輪筋形態に基づく顔面神経筋内分布の比較」

西間庭恵子(筑波大学),山田格(国立科学博物館),関谷伸一(新潟県立看護大学),天野雅男(長崎大学),中村雅之(海の中道海洋生態科学館),田島木綿子(国立科学博物館)

西間庭さんは第33回大会に続き連続での受賞となりました。

☆最優秀ポスター発表賞☆

P-8「日本沿岸におけるネズミイルカPhocoena phocoenaの集団遺伝構造」

○名倉のどか,秋田晋吾,松石隆(北海道大学)

受賞者の2名の方々、おめでとうございます。ますますの研究の発展に期待しています。

次回、第35回大会は愛知県豊橋市・豊橋自然史博物館で開催される予定です。皆さまと豊橋市でお目にかかれることを楽しみにしております!

(文責:HP係・西田)

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