第32回(富士)大会 終了

日本セトロジー研究会 第32回(富士)大会は、無事に終了致しました(会期:2022.6.4・6.5)

日本セトロジー研究会 第32回(富士)大会:参加者集合写真(撮影時のみマスクを外しています)

コロナ禍の中、感染症対策を行った上での、実に3年降り(2020年中止、2021年オンライン開催)の対面での実施となりました。久々の対面での実施で、実行委員会メンバーには多々不安があったと聞いておりますが、会期中は本当に多くの会員や鯨類に関心のある一般の皆さまの参加があり、盛況のうちに終了することができました。参加者は122名(会員:48名、非会員:74名)でした。

日本セトロジー研究会大会では、若手研究者(学部生・院生・研究生)の支援・育成を目的に、審査の上、口頭発表賞およびポスター発表賞を授与しています。本大会の受賞者は以下の2名でした:

最優秀口頭発表賞

O-6 「イシイルカとカズハゴンドウにおけるPOPs蓄積濃度の経年変化と種間比較」

○須之内朋哉,菊池穂乃花,江頭佳奈,後藤哲智,落合真理(愛媛大学),松石隆(北海道大学),田島木綿子,山田格(国立科学博物館),田辺信介,国末達也(愛媛大学)

最優秀ポスター発表賞

P-8「 長崎県五島海底谷に来遊するマッコウクジラの潜水行動」

○大竹郁花(長崎大学),青木かがり(東京大学),小林駿(東京農業大学),天野雅男(長崎大学)

受賞者の2名の方々、おめでとうございます。ますますの研究の発展に期待しています。

6/6日には希望者のみですが、エクスカーションも実施されました。「富士しみず港クルーズ」として「富士山清水みなとクルーズ遊覧船」を体験するものでしたが、真の目的は滞在が確認されている「ミナミハンドイルカ」の探索・観察でした。生憎の天気ではありましたが、さすが、イルカ好き(プロも含む)集団。遠くではありましたが、個体を確認・観察することができました。

「ミナミハンドウイルカ」を探索するエクスカーション参加者

最後に、特別講演をお引き受け頂いた東海大学・大泉宏先生、伊豆・三津シーパラダイス・香山薫様、そして大会に参加頂いた皆さま、さらに大会実行委員およびお手伝い頂いた皆さまに感謝申し上げます。

(文責:HP係・西田)

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